2020年5月24日(日)
「ねえ、どうしてそんな簡単に言葉を放り投げることができるの?」
「ねえ、どうしてそうやって放り投げた言葉の行方を気にしないでいられるの?」
窓の外、どこかで布団を叩く音がする。日曜日、夕方16時。まだ空は高い。
大丈夫、まだ休日は終わってないよ。
液晶の向こうで、言葉があまりにも軽い。
その軽さにいちいちたじろぐ自分は多分、2020年に向いてない。
2020年だっておそらく私を歓迎していない。
そんな世界でこれ以上生きているふりをし続ける
理由などあるのでしょうか。
理由などなくても死ぬまで生きているふりをし続けなければならないものなのでしょうか。
そうだとしたら、あまりにも酷い仕打ちだと思いませんか。
そちらの世界はどうですか。少なくとも生きているフリをする必要はなさそうですが。
それでも、そちらにはそちらの世界なりの苦労があるのでしょうね。
そんなことは百も承知ですが、もうさすがに疲れました。